子どもはお母さんから生まれて、赤ちゃんの時代、乳児期(0~1歳)の時代を経て、幼児期(2~5歳)を迎えます。この時期の子どもたちは、身体的発達も著しく、また様々なことに興味や関心を持ち、言語や運動機能、情緒面など色々なものをどんどん吸収し成長していきます。幼稚園や保育園での「養護」と「教育」の充実が現代社会のニーズとして求められており、それが「認定こども園」として位置づけられたのだと思います。子どもたちは、様々な多くの体験を通して、人格の三要素である「心・能力・個性」を伸ばし、「生きる力」の基礎を育てます。
その中で何よりも大切なことに、心の成長があります。美しいものに感動する心、思いやりの気持ちなどの情操面。この時期をのがしては育たない音感やリズム感、また集団生活の中で我慢すること、ルールなどを覚えていきます。例えば、家庭であれば自分のおもちゃは自分の自由に遊べますが、園のおもちゃはみんなのもの、友だちと分け合ったり、順番を待ったりする知恵や態度が身につきます。そして、友だちと協力するとより楽しくなることも知っていきます。園は、お子様が家庭の次に初めて出会う、小さいけど大切な社会なのです。0歳から5歳児までの一貫した保育・教育を目指して参ります。 ※ここでいう「養護」とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士や教諭等が行う授乳・食事・排泄などへの援助や関わりであり、「教育」とは、子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助であります。
教育理念
認定こども園若草幼稚園は21世紀を生きる子どもたちに対して、
教育と養護のいき届いた環境の下、子ども一人ひとりをよく理解し共感しながら、態度教育や体験活動を通して、生きる力となる人間形成の基礎を育てることを教育理念とする。
教育目標
- 子どもの欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図る。
- 基本的生活習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培う。
- 人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感を育てると共に自主・自立及び協調性を養い、道徳性の芽生えを培う。
- 生命や自然及び社会の事象について興味や関心を育て豊かな心情や思考力を育む。
- 言葉への興味や関心を育て相手の話を理解し、自分の思いを言葉で伝えるなど言葉の豊かさを養う。
- さまざまな体験を通して豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを培う。
- 態度教育を通して、人間形成の基礎を培う。
教育方針
- 家庭と園が手をむすんで教育的な環境のもとで暖かく注意深く、ひとりひとりの個性をたいせつに見守りながら
- からだもつよくなり
- 自分の身のまわりのことは自分で始末でき
- ものをよく見たり、調べたり、聞いたりするばかりでなく、自分でもいろいろ経験し、工夫し、作ってみたりして、知恵とわざの芽生えがぐんぐんのび
- 思ったこと、感じたことがことばや絵や音楽リズムに表現できるようになり、そのことで、豊かな人間性の土台も作られ
- おおぜいの友だちとの生活の中で、おたがいに親切で、きまりを守り、いつもほがらかで、にこにこ、ころんでも泣かないで立ち上がり、何事にも、進んでやれるような子ども こういうお子様になっていただくように・・